2009/06/29

NY旅行3~4日目 帰国、そして伝説へ

3日目の途中から。

ガーシュイン劇場からロックフェラーセンターへは歩いていける。
このビルがそうなのだ、ということは解ってもどこから入ればいいのかが分からない。



とりあえず、ガランとしたフロアをトボトボ歩いていくと警備員らしい女性が向かいから現れた。
チケットを見せてI'd like to go to Rockefeller...と言うと、Go straight.f#%'(ak$'#(←言ってることがわからない)
みたいなことをいわれたので真っ直ぐいくと、ここを歩いて行け的な、それらしい赤い絨毯。そのまま進んでいくと脇の通路から違う警備員女性がこっちへ来いと言ってる。行くと、セキュリティチェックを受けない裏口から侵入していたようだ。ぶっ飛ばされはしなかったものの気まずい。
案内され、エレベーターに乗ると直通で屋上まで行くとのこと。
エレベーターの天井は透明になっていて登っている間、映像が映し出される。
映像と透明な天井を見てると、上に落ちていくようで、高所恐怖症の自分はこの時点で少し気持ちが悪くなった。

屋上に着いたらさらに…
東京タワーの透明床の上にも乗れない自分は、このガラスのついたてと、その隙間でさらに血の気が引いた。首とアソコが常にモギュモギュ握られてる感じ。
(´д`)

北側。セントラルパークが見える。


厚さ2cm位のガラス?が2枚重なっている。


南側にはエンパイアステートビル、さらに遠くには米粒ほどの自由の女神。





一応警備員らしい人が屋上にいるんだけど、誰かが突然ウヒャーって飛び降りたり、物を投げても後の祭りだよね。突風が吹いて、うまいこと服が風に乗っちゃって人が飛んでったりしたり、ガラスがポキッと折れたらどうすんの?下にいる人、ヤバいよね?
…なんか、、高いところにいると、マイナス思考しか出てこずクラクラしてくる。タダ券をもらったから来たけど、もう、いいや…。でも夜景は見たいな…。
あ、これでいいや…。
ロックフェラー 夜景 - Google 画像検索

地上に降りたらこっちのもんだ!さらば!



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気を取り直して、散々お世話になってる「地球の歩き方ニューヨーク」に載ってる、ハンバーガーを食べる
↑これを実践!
お店はFive Guys Burger
ロックフェラーセンターから歩いて10分ほど。



本の紹介通り、リトルサイズのチーズバーガーを頼む。I'll have a cheese burger,L size.
そしたらトッピングは?とか、よくわからないことをまた聞いてくる。
えー!?チーズバーガー頼むだけじゃダメなの?と思い、もうお任せでwhat is your recommend?
と言うとI don't know. いや、こっちもわからんし。会話になろうとすらしてない自分が悪いっぽいけど、考えるのも疲れた。Teriyaki? じゃぁ、それ。投げやりモード。飲み物もカップを指さして何か言ってるけど、bottled,pleaseと言って済ませた。喋ってる言葉が解らないんだもんよ~。(>_<)
しばらくカウンターの前で待ってると女性店員が92!と奥の席の方へ叫んでる。
反応が無いとデカい店員もキッチンからレジに出てきて92!とドスをきかせて怒鳴ってる。
もしや、と思うとレシートに92と書かれてた…。

アルミホイルを開けてみたらば、こんな感じ。


マックのハンバーガー3個分くらいの厚み。一口で全部かじることが出来ない。
デカすぎて何というか、パンを食べて、レタスを食べて、トマトを…って別の素材を少しずつ食べてる感じ。んで色々具が入ってる。レシートを見たらAll topping.って書かれてた。
壁のメニューを見たらall toppings freeって書かれてた。店員さんも注文時の話ではらちがあかないから、とりあえず全部入りにしてくれたのね…。

若干の切なさを胸に自由行動3日間は終わった。。

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6/22(月)帰国日

JFK空港を12時発なので10時には空港へ、それには9時にはホテルを出て、それには8:30分にはチェックアウトを済ませてなどと逆算して早めの7時過ぎにでることにした。
帰りは行きと同じくLIRRにするのでチケットを買って余裕があればマクドナルドへ行こう。

…ということで余裕が出来たのでマックへ。ハンバーガーを頼むと朝マックしかやってないとのこと。大きさは日本のより少し大きいくらい。


味は日本のとそんなに変わらない気がした。それよりも隣で食べてる親子の会話が面白かった。多分4歳位の子に単語と発音の勉強をさせてる感じ。
姉さん:doorのつづりは?
子供:d , o , o
姉さん:No.door. door?
子供:door!
親:Good!じゃぁ…次は…
自分も混ぜてもらおうかと思った。
俺の方が単語は知ってるけど4歳のキミより俺は喋れないぞ!

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LIRRに乗るためのホーム番号を聞く。さすがに聞かないで間違えて帰れないよりかはいい。
I'd like to go to JFK Airport. Which train should I take ?
多分19。電光掲示板を見ろ。ここからじゃ遠くて見えないからlast windowでどうのこうの。
電光掲示板寄りの窓口で聞けってことだと思うのでそこで同じ質問をする。

19番乗り場に電車が来た。この電車はJFKに行くかを聞くんだ!周りを見ると
お婆ちゃんと鼻ピアスをしたファンキー姉ちゃんがいた。ファンキーの方に訊いた。
俺:Could you tell me ? Does this train go to JFK?
ファンキー:Yeah.
これで一安心だ。
流れるレンガ造りの家や英語標識を見ながら、今日でお別れなんか?とぼんやり考えてた。
濃密過ぎて、ヤバいときには時間が止まったようでもちゃんと時間は流れてるのね。

数日前に見た初めての不安な景色は、見たことのある景色に変わってた。





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9時と、早く着きすぎたものの出国手続きも済んで、搭乗ソファーで時間を潰していると後ろから肩を叩かれた。見上げると、ツアーで一緒になったHさん父娘だった。

え~!?

聞くと、娘さんはキャビンアテンダントで、娘さんが働く同じ飛行機に父親を乗せるため予定より早く空港へ来たのだった。自分は全日空帰り。娘さんは海外航空会社で搭乗時間も違う。
本来なら会うはずが無いんだけど、こっちのソファーが空いてるからとこっちで休もうと寄ったら自分を見つけたというわけ。
こんな偶然があるのかと驚きながらも、こんな縁はめったに無いということで、市内ツアーでも一緒に撮らなかった写真を一緒に撮ったりお互いの連絡先を教え合った。

どこかの旅行先でまた偶然会うということは無いと思うけど、会おうという意志さえあればそれは実現するものだと思う。

6/19(金)~6/25(火)NY旅行無事終了。

2009/06/28

NY旅行3日目 MET ~ Wicked

とうとう自由行動も最後の日を迎えた。

今日の予定は
メトロポリタン美術館
Wicked
・ロックフェラーセンター
・ガイドに載ってたハンバーガーを食べる

朝ご飯は先日買った、ローズマリーラップの残りだ。
ビタミン何とかという黄色い飲料は、透明ふたのプラスチックまで黄色く染まっていて、ホントに体によいのかが微妙だ。味は美味しくない。



まずはMETから。
Penn駅からMETへは微妙にアクセスしづらい。なので、123線で86丁目駅まで行って、そこからセントラルパークを横断していくことにした。
今日はメトロカードは1日乗り放題を買った。ガイド本では7$とあったけど、値上がりしたのか7.5$になってた。
86丁目に着いて地上へ出ると、早速どちらへ進んでいいかが解らない。緑の木々が見えたので、セントラルパークだろうと進んでいったら逆方向のリバーサイドパークの方だった
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公園の中をひたすら20分ほど歩くと右手にMETが見えてきた。




昨日もツアーで外観だけ見たけど、やっぱ建物がデカい。



着いたのは11時頃。admission(入場料)は基本は大人20$。でも無料で入ることも出来る。
ここで使わないと、そのまま日本へ持って帰ることになりそうなT/Cを使ってチケットを買った。
チケットは入場して左右どちらの受付でも買うことが出来る。
買うとバッチをもらえるので、それを目に見える所(服の襟など)に留めればよい。


1F エジプト美術 Egyptian Art





・アメリカン・ウイング American Wing





・近代美術 Modern Art
ここら辺の絵はまったく良さが解らなかった。


・ヨーロッパ絵画 European Paintings(だと思う…)
自分はこういう生々しい絵が好き。


中2階あたり?


こういう楽器を弾いてる絵は好き。


1F 武器・よろい・かぶと Arms and Armor
FF12を思い出させる。 日本のカタナもあって、刀身が綺麗だった。


最初の方は写真を撮ってたけどあまりの多さに撮ることも諦め、見るというか
素通りする感じに。。それでも2時間以上歩いてもまだまだ。全部は見きれない。
13時半頃になって空腹もピークになったので美術館を後にした。
フェルメールとゴーギャンの絵は見たかったなぁ~。

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昼食は地下鉄456線68丁目駅のスタバへ。
3日目にしてやっとスタバへ入れた。
相変わらず買いたいものを伝えると、それに対して何か言ってくる。でもそれが聞き取れない。
そうなると単語単語のしどろもどろな言葉になる。
でも最後にThank you!というと、必ずYou are welcome!と返してくれる。
ここではラズベリーベーグルと劇鑑賞中に眠くならないようIced coffeeを買った。
NYのファーストフードでは全ての商品にカロリー表示がメニューに併記されている。
これは州の法律で義務づけられてるらしい。

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腹も膨れたし、少し早めに着くけど劇場へ向かう。
Times Squareへ向かうには63丁目駅でF線に乗り換え更に乗り換える必要がある。
書くのが面倒になってきたのではしょるけど、ここで乗り換える電車を間違えて逆方向へ行ってしまった。
着いたのは見知らぬ雰囲気の場所。戻り方向の改札を抜けようとするとエラー音が出て通れない。
これは1日乗り放題のメトロカードも再入場は18分しないといけないから。
でも待ってたら3時に間に合わない。ボックス内にいる駅員に話しかけるけど、うまく事情を伝えられない。こちらの言うことがわからず、露骨に嫌そうな顔をする駅員。
I want to go to Times squareを連呼してたら何も言わずに改札を開ける操作をしてくれた。

この後も再度電車の乗り換えに失敗したり、地上に出た後の進む方向を間違えたりと
天才的な方向音痴力を発揮して、着いたのは開演5分前だった。

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ガーシュイン劇場は想像してたよりも小さく、四季劇場よりもこぶり。
こんな狭さで役者さん達がぶつからないのかな?というくらい。
そして、オーケストラ席は伊達ではなく、前から10列目ほどの超良い席だった。
H116で右よりな席。
1幕目終了後の休憩時に2F最後列まで行ってみたけど、四季劇場より
全然オッケーな遠さ。

開演前は何人も写真を撮っていたので便乗して写真を。
写真になると遠く写ってしまうカメラでもこの大きさで写ることから
どれくらい舞台に近いかがわかる。



劇開始後のオープニング曲を生で聴けて本当に感動した!
んで、本場のGlindaは沼尾さんのグリンダよりも更に仕草が可愛い。
喋り方も動作も笑わせてくれるし魅了される。

曲以外の台詞部分は95%は何を言ってるのか聞き取れず、時々話すジョークに
ついても観客が笑っていても自分には意味が解らないので笑えない。
それでも日本で3回見ているのでストーリーは解るのが救い。

日本のWickedを日本語で当たり前のように聞きとれて理解できたように、
普通に英語を喋る人なら、こんな早口な言い回しを理解できるんだろうな、当たり前だけど。
それを自分は出来ない。それがくやしい。

2幕目からはシリアス度が増して笑う部分は少なくなってくる。
言葉の分からない自分でも泣けてくる。

劇終了後のカーテンコールでは、ほぼ全員スタンディングオベーション。
日本では拍手を続けてると3回はくり返されるカーテンコールがこちらでは1回で終了。
熱い人達なのかあっさりしてるのか、少し混乱したw


終了後、会場外の様子。













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自分はなんでこんなにWickedが好きなんだろう。
たまたまNHKの番組で紹介された沼尾さんを見たかっただけなのに。
それなら別にNYへ観に行く必要はないじゃないか、と思う。
でも音楽がミュージカルの範疇を外れてポップだったりロックだったり、
幸せそうな登場人物が手塚治虫のキャラのように突如慈悲無く酷い目に遭うところが自分の琴線を振るわせるのか。
何回も同じ本を読んだり、映画を繰り返し見てる人、いるよね。ストーリーは知ってるじゃん!って思うことがある。
そういう、端から見てハマるというのが、自分にとってはまさにこれだったんだろうな、と思った。

2009/06/27

NY旅行2日目 マンハッタン日回りツアー

NY1日目のあらすじ
無事NYに着いた自分は腹ごしらえにチョコチップパンを買った。
そこには毒が入っていた!自分が取引先に出向くことで困る団体からの罠だったのだ!
世界を左右する取引に自分は果たして行けるのかっ…!?

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目覚めたら6:30だった。おでこは冷たく、熱は引いていた。
無事、復活したみたいだ。

今日は「あっとニューヨークの市内一日観光」に申し込んでた。

3泊でNYを自分一人だけで回りきるのは難しい。
行きたいところに集中して行きたい、けどそれってNYの一部だけしか楽しめてないじゃんってことで、浅くでもいいから一通りのNYを知りたいので申し込むことにした。

8:10にホテル前で待っていると小型バン車が止まり、中から日本人が
降りてきて呼びかけてきた。今日の案内をしてくれる人だ。
車の助手席に乗り込むと、後ろにはすでに参加者がいてみなで自己紹介をした。
真ん中の列がHさん父娘。後ろはYさん夫妻とお子さん。みんな日本人。


ツアー開始。

・チェルシー Chelsea
Penn駅からスタートしての最初の場所は、ミッドタウンを南下したミートパッキングエリア。
ビスケットのナビスコ工場跡はショッピングセンターとして栄えている。
周辺は精肉工場が多いのだけどショッピング店が増えてきていて、精肉関係は
よそへの移転を迫られているとか。




・グリニッチビレッジ Greenwich Village
昔は芸術家の貧乏な人が多かったけど、今は高所得層の街になって自然と芸術家達はよそへと行かざるをえなくなった地域らしい。

・ソーホー SoHo
以前は工場が多かったけど、つぶれた後に安い家賃を探していた芸術家が住むようになり
芸術家の街になる。それも高級ブティックが増えてきて家賃の払えない芸術家は去るようになってしまったとのこと。










・リトルイタリー Litlle Italy
・チャイナタウン China Town
移住イタリア人がたくさん集まっていた地域。その南にチャイナタウンがあるんだけれど、中国パワーによりどんどんチャイナタウンに浸食されてきてるとのこと。さすが中国人。
違法滞在者もかなりのものだけど、それを全て取り締まって強制帰国させると経済に支障がでるので、ある程度目をつぶってるところもあるんだとか。





■ロウアーマンハッタン Lower Manhattan

・ワールドトレードセンター跡地 Grand Zero
まだビルの基礎も出来てない状況なのかな?柵があって中はよく見えなかった。
8年経ってもこんなかんじ。淡路大震災と同じく復旧するにはまだまだ時間がかかるんだろうね。



・自由の女神 Statue of Liberty
自由の女神があるリバティ島への上陸はせず、その脇を通る定期船に乗って
自由の女神を横から小さくだけど見ることができる。

その定期船はスタテン島の往復で、乗船料は市が負担するので我らは無料!
行きは船の右側に女神が、帰りは左側で見ることが出来るよ。
写真で見ると小さいけど、肉眼で見てもやっぱり小さいw
でも実際に行って登るとなると、早朝でも結構待つそうだから次回時間に余裕があるときに行こうかな。
この船に乗っているときにHさん親娘と結構仲良くなれた。
何より久しぶりの日本語で話せることが嬉しい…。








・ウォール街 Wall Street
・ブロンズブル Bronze Bull

車の中からしか撮れなかったけど、証券取引所の地なのでジョークで設置されたみたい。
牛のお尻には立派な玉玉が二つあって、御利益があるのか無いのか不明だけど、みんながそれを触るから銅色から本当に金色になっているというw

なぜ牛なのかというのも理由があって、ブルは「雄牛」を意味して、その角が上に突き上がってる姿から、相場に対する強気な見方を証券用語でブルと言うため。

↓のページで立派な写真が見れるよ。
ニューヨーク・ニューヨーク- Scent of New York - : ウォール街の牛さん♡ (Charging Bull)

・フェデラル・ホール Federal Hall National Memorial
初代大統領のワシントンが就任の宣誓をした地を記念するホール。



・ブルックリン・ブリッジ Brooklyn Bridge
2km以上あるのかな?歩くと40分くらいで、この橋の上で結婚式を行う人もいるらしい。
昔から橋は二つのものを結びつけるということで縁起のいいものととらえられているからとか。




橋の下のデッキで少し休憩。ここは夜景が非常に素晴らしいとか。今回は夜景を楽しむことが出来なかったので次回行ったら是非見たいなぁ。
もう1組の親子と少し話すことができた。ミシガン州に住んでいる方でマンハッタンに観光にきたとのこと。お子さんは7歳位かな。英語も日本語も話せるそうで、ツアー中は日本語で話してるのが聞こえた。ただお母さんによると、学校でも当然英語で話すし、英語で思考するようになると日本語はどうしてもたどたどしくなってきてるみたい、と仰ってた。



・ミッドタウンイースト Midtown East
・国連本部 The United Nations Headquarters
休日だからなのか、国旗はしまわれてた。NHKから提供したテレビ会議システムによりスムーズな会議が進むようになり好評なのだとか。





・タイムワーナーセンターでお昼に。
ここではHさん達と一緒に食事をした。英語がほぼ話せない自分を気遣って一緒に食べましょうか?と話しかけてくれた。感謝!
Hさんはお父さんが定年リタイアしたらしく、娘さんは海外を回る仕事なので、NYに来る?と言ったらお父さんが喜んで着いてきたそうw
娘さんはNYにもよく来るのだけどお父さんの観光も兼ねてこのツアーに参加したそう。
親孝行すなぁ。自分も連れて行きたいなぁ。

腹を満たして…
・ダコタハウス Dakota Apartments
最上階にはジョンレノンとオノヨーコが住んでいたところで、現在は最上階の半分をオノヨーコが住んでるらしい。
入居するには高額な賃貸料を払える経済力を持っていることは当然、住居者全員の承認が無いと住めないんだそう。





少しでも近づくとガードマンにぶっ飛ばされます!



・セントラルパーク Central Park
ダコタハウスのすぐ側のセントラルパークにはオノヨーコがデザインしたモザイクがある。
結構人だかりが出来ているものの、誰もこの上に乗ったりはしてなくて、また乗るのははばかられる空気がこの上には漂っている。





・セントジョンディバイン大聖堂 The Cathedral Church of St. John The Divine
サグラダファミリアと同じく、こっちも未だ完成せず色々と作り続けてるんだとか。




・コロンビア大学 Columbia University
NHKのテレビ番組で見てから、訪れたいと思ってた場所。
ミーハーな感じではあるけど、まさか実際に来れるとまでは思わなかったなぁ。
自分もこれでコロンビア大学に入学したことになるな!
ホントはツアーでの10分ほどじゃなく、もっとゆっくり散歩したかったけど、それもまた次回に!








・グラント将軍の墓 Grant's Tomb
南北戦争の将軍として勝利し、大統領を二期つとめたアメリカ真の英雄。…と言われるものの、ガイドさんによると北と南でこの人への印象が変わるようです。中には奥さんの墓と仲良く並んでるのが上からのぞける。中でお土産を売ってるんだけど、店員さんはこんな静かな中をずっと過ごしているのかと思うと1日が長くて大変だろうな、、と思ってしまった。




・ハーレム Harlem
・アポロシアター Apolo Theater
正直今のところあまり興味が無い…。チャイナタウンと同じく、ハーレム地区にくるとほとんどの通行人が黒人になる。自分はイエロー人種でお互い見た目で違うけど、やはり黒人の威圧感というかそんなものを感じてしまう。ガイドさんによると治安は昔に比べると良くなったけど犯罪に巻き込まれても文句の言えない場所であることには違いないとのこと。



セントラルイーストを通ってメトロポリタン美術館前まで来て日回りツアーは終了。
ここでロックフェラーセンターに登るチケットをもらうか、エンパイアステートビルに登るチケットを選んで解散となる。
エンパイアは待ち時間が長いということで、自分は待ち時間の少ないロックフェラーを選んだ。
Hさん親子はエンパイアを選び、MET美術館にお父さんが行くということで車を降りてしまった。結構話が弾んだので連絡先の交換もしたかったのが心残りだった。
Yさん親子はロックフェラーでハードロックカフェに行きたいとのこと。
自分はミュージカルのチケットを見たいので、タイムズスクウェアまで送ってもらってツアーは本当に終了。

ガイドさんは17年前から住んでる日本人で、小ネタやうんちくが多く、移動時間中もNYの面白い話をいくつもしてくれた。自分が東京案内をするとしたら、ここまで楽しませられるかな?と思って東京案内の本でも買いたくなってしまった。とても良いツアーだった。

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タイムズスクウェアのTKTSで下ろしてもらうと、目の前には長蛇の列が。
TKTSは、当日開催されるショーのキャンセルチケットを最大半額で販売してくれるコーナー。
安く買うためにこんなに並んでるのだ。

観たいのは明日なので今日は買えない。しかも買える保証は無い。なのでここで買うのは諦めた。そしてインフォメーションセンターへ。ここのお兄さんにWickedのチケットを買いたいことを伝えるとSold outとつれない返事。
観られない、、手に入らない、となると途端に欲してしまうのが人の性。
モヤモヤした気持ちを抱えて何の解決に繋がるとも思えないけど、とりあえずWickedが開催されているガーシュイン劇場へ行くことにした。

↓ここはガーシュイン劇場じゃないよ。


劇場に着くとロビーはガラガラ。チケットブースへ行って明日のチケットがあるかを聞いてみた。そしたら、「ある」と言う!そこで場所を聞いてみるとオーケストラ席だとのこと。とても良い席ですよ、なんてことを言っている。他に安い席があるのかを聞く能力も無く、せっかくの本場ミュージカル、イイ席で観ちゃいなよ!っていう心の言葉が届いたので買うことにした。
明日のPM3時からです、という言葉を聞きながら、クレジットカードにサインをしていると、とうとうここまで来たんだ、と思った。インフォメーションセンターの時点で諦めなくてよかった。

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ホテルに一度戻ってからエンパイアステートビルへ行くことにした。
入場チケットは持ってないけど近いしとりあえず行ってみようと。
歩いて10分ほど、これがそうなのかな…?
霧?雲?もや?で隠れて頂上が見えなかった。


この後はホテル前のマディソンスクウェアにある本屋に行った。
ネットワーク系の技術本でも買おうと思ったけど、ノリで買うには高すぎた。
日本語の勉強本と観光本が売ってたので見てみると、旅で必要な言葉の内容レベルって
いかに自国語では簡単なんだろうと感じた。
「えき は どこ です か?」→「Where is the station?」
東北のわらぶき屋根の家が紹介されてたりして、自分でも行ったことないなぁ、とか。

これ以上は外を歩く気分になれず、ホテルへ。
PCも無いし、ネットも5分で1ドルなんて料金で使いたくない。
テレビを付けてても英語がBGMにしか聞こえず、全く耳に引っかからない。
やることもなく寝ることに。

…隣の部屋で夜の営みでOH~!Oh!!oooOOhh!と叫んでる声で目を覚まされた。…が、しばらくしたら収まった。
そしたら反対の隣部屋では夜の3時頃まで断続的にHello?と誰かに電話をかけ続けてる。
耳栓とiPodを忘れたのがホントに痛かった。。

明日はNY滞在ラストの3日目!