2021/12/29

カムカムエブリバディ 深津絵里がすごすぎる

 先週の水曜から突然現れた、深津絵里「るい」。
小さい頃のるい(の役者さん)も神がかった可愛さだったけど、大人になったるいも深津絵里が演じててまったく違和感がない。というか、48歳で18歳を演じてて違和感が無いってヤバすぎでしょ。。

 悪魔のKISS、踊る大捜査線のイメージしか知らないけど、この儚さ&美しさよ…。

るい編は舞台が大阪に移って、唐突なミュージカルシーンが「てるてる家族」を思い出させてくれる。



 今のところ、るいは客から預かった服からどんな人なのかを想像するシーンが多い。 幼い頃の記憶と額の傷を抱えて、そしてこの空想癖が今後の生き方を何か暗示してるのかな?
今後、安子がまた物語に出てくるのか、出るとしたらどう関わるのか。 この勢いで神朝ドラを続けていって欲しいな。

2021/12/24

キングスマン:ファースト・エージェントを観てきた

 12/24(金)のクリスマスイブに有休を取って、朝一番で観てきた。コロナ禍で何度も上映が延期されて、やっとの公開。1作目のキングスマンをたまたま映画館で観てから、2作目も映画館で見に行くほど、お気に入りの映画。

 1,2作目とは時代が違うので、テイストも変わってくるので同じノリを期待すると、少し肩透かし感があるかも。観た人たちの評価が低いのもそこにあるのは解るし。正直、上映直後は少し寝かけてしまった…。ただ、話が展開モードに入るとそこから終わりまではあっという間の時間だった。

 今回の印象としては父が子を思う愛情を感じる作品だった。親の心子知らずというかね。ネタバレしない範囲の他の印象としては

・オッサンペロペロ
・真夜中の白兵戦
・ヤギさん激おこ
・メイドさんのチート感

 あとまた数年待てば、キングスマン2(エグジー)の完結編が観れると信じよう。今年はダニエル・クレイグの007も観れたし、当たり年だったなぁ。





2021/12/19

海外で働くことを考えた

  まだ全然確定ではないけど、職場で海外勤務の募集がされていたので説明会に参加して、応募期限の明日を前に志望書、職務経歴書を作成して応募した。

 説明会の中や資料から業務内容に不安は無いけど、実際に海外へ行くことをシミュレーションして手続きやら、日本の生活から変わることを調べていくと単なる出張とは全く異なることがわかった。大きな点が住所が日本ではなくなるので、それに伴って部屋を引き払って、住民票や銀行、証券会社、携帯と住所に紐づくすべてに対応しないといけない。

 そして一度行くと2年は会社のお金を使っての一時帰国ができない。まぁ出来ても、ネット回線や泊まるところに制限があるので、その間は今みたいな自由な生活は難しい。

 そういった大変さを調べて、どうしようかずっと迷いながら10日ほど過ごして応募することにした。今までの英語の勉強生活もこれに繋がってたと思うし、この機会を逃すと次は無く、そしてずっとモヤモヤして生きていくことになると思ったから。英語も毎朝の勉強をしてるのに上達が見えずヘコむなかでこんなんでやってけるのかと不安しかないけどね…。


 昨日、再放送していた「あぐり」をやっと見終えた。

再婚したあぐりの夫が昔の夢を思い出し、新聞記者を辞めて絵の仕事に戻るが描けなくなってしまう。そしてフランスへ絵の勉強をしに行きたいことをあぐりに伝える。

「この年で 夢を追いかけるなんて遅すぎるかな…」


あぐり「そんなことないわ。 夢を持つのに遅すぎることなんてないわ。」

そう言って夫を見送ったあぐりも、全国展開するまでになった美容院を師匠に譲渡して、自分は1日1人だけのお客様を相手にするための美容院を開業して物語は終わった。


2021/11/07

赤毛のアンが面白い!

 アンという名の少女がNHKの夜ドラマで放送されていたので英語の勉強がてらに見てみたら、1話目から思わず泣いてしまうほど引き込まれてしまった。

 赤毛のアンって、昔に日曜夜に放送されてたイメージや小学校の図書室に置いてあるような子供向け作品くらいのイメージしかなく内容も知らなかったのだけど、こんな始まりの話だったのか!と思った。
ドラマ版はダークな部分もあって、アレンジされてるのかなと思ったので、原作に近く評価も高いアニメの方を見ようとDVDを借りてきた。(ドラマ版は3話のアン、マリラ、マシュウが家族の誓いを交わすところまで視聴した)

 いやー、子供向けだろうとバカにしていたけどアニメの方も面白いね。今の自分だと、マリラ目線で考えたり気付かされることが多い。

 アンがやってきた当初はマリラは自分の人生に子供と関わったことが無いからかアンの言動に驚かされることが多くて、ハトが豆鉄砲を食らった表情をすることが多い。


(一応、上のセリフはマリラではなくアンのものですw)





 リンドおばさんを怒らせてしまい、翌日に謝罪後の帰り道、マリラの手をつなぐアン。




「アンの細い小さな手が自分の手に触れたときー
マリラの胸に何か暖かくて快いものが沸き上がってきた
それはマリラが これまで味わったことのないー
母のような気持ちであった」

「あの子が来てから まだ2,3週間しかたっていないのに
もうずうっと前からいるようなきがしますよ
あの子のいない家(うち)なんかとっても考えられません」

そんなマリラが大爆笑をしてしまったのが「第15章 秋の訪れ」
学校へ行かなくなったアンが妄想でダイアナが結婚して泣いているのを聞いて
アンの想像力のすごさに笑いを堪えられなくなってしまった。
アンがいなければこんなに笑うことは無かっただろうねー。


ドラマではまだ未見のダイアナ。
 アン、ダイアナはお互いの心の友になる。
とにかく仲がいいんだよなー。
自分の中で想像するだけだった世界が、
友達と遊んで会話することで自分の世界が広くなるのが嬉しいんだよね




「第11章 マリラ・ブローチをなくす」より
ブローチ紛失騒動。アンがブローチを無くしたと思いこんでるマリラは
アンが部屋から出ることを禁じる。


どうしてもピクニックに行きたいアンは嘘の告白をする

…が、罰としてピクニックへ出かけることは禁止されてしまう。

子供って、目的のためなら目先のことを手っ取り早く済ませようとしちゃうのがよくわかる。
かえって裏目に出るんだけどね…


ドラマだと2話目のエピソードで、
マリラはアンを孤児院に送り返してしまう。
(トラウマ的出来事があったので)孤児院にも戻りたくなかったアンは
生まれ故郷に帰るために駅で詩を暗唱してお金を稼ごうとする。
めっちゃ逞しい…。



マシュウは基本、「そうさのう」がデフォルトセリフで、
人に反対することは苦手だからか肯定することが多い。


ただ、マシュウもなにげに…鋼の意志を見せることがある

「第19章 ダイアナの誕生日」より
アンがダイアナの誕生日にコンサートに行きたいことをマリラに伝える。
当然、許可してもらえると思いきや反対されてしまう。
アンの持ち前の粘りで頼み倒すがピシャリと却下されてしまう。
憤然と寝室に向かったアン。

ムクリと起き上がったマシュウは珍しくマリラに一言申す。
アンを育てているのは私ですよ。口出ししないでください、とマリラ。
そうさのう…とマシュウ。

「口出ししているわけじゃないが、めいめい自分の意見を持つのは構わんだろう。
それで わしの意見ではー
「お前はアンを行かせてやらにゃいかんということだな」とマシュウ。引き下がらない。

あんなところに行くと風邪をひいたり1週間は落ち着かなくなるから、とマリラ。
「アンは行かせてやらにゃいかんよ」

あまりの引き下がらなさにマリラもこの表情(笑)

翌朝、最後のダメ押し!

根負けしたマリラは認めるとアンは大喜びで抱きつく。





「第20章 再び春が来て」より

今日は特別な日だからマリラの家事を全部やると言い出すアン。

頭痛がひどいマリラは特別な日の意味がわからず、
家事をアンに任せ、アンは見事に家事をこなしていく。

今日は特別な日だから学校を休むとダイアナに伝えるために家を出たアン。
「あの子ももうお前の代わりができるようになったのかのう」とマシュウ
「なかなかそうもいかないけど 早いもんですねえ 子供が大きくなるのは」とマリラ
「そうさのう」

「あの子がやってくる前 あたしたち
どんなふうに 暮らしてたんですかねえ
いつの間にか あの子のいない グリーン・ゲイブルズなんてー
考えられなく なってしまいましたよ」
「そうさのう」

ダイアナに学校を休むことを伝えて帰ってきたアンはマシュウにも今日の日を聞いてみた。

アンがマリラに今日は記念日だからいい子になろうとしてたと伝える。
「記念日?」とマリラ

アンはこの日から人生がガラリと変わった。
マリラにとってはどうってことないでしょうけどね
ねえ マリラ あたしを引き取って後悔してる?
「いいや そうは思わないね」とマリラ

マリラはふと1年前のアンが来たときのことを思い出す。

我に返って吹き出すマリラ。

マリラはマシュウに今日がどんな日かを質問する。

去年の今日、、
ドヤ顔からのたしなめ
「今日はそのちょうど 1年目に当たるんです
アンを迎えに行ったのは マシュウ あなたでしょうが」

棚に置いて言い切るところにマリラの性格がよく見える(笑)


仕事から帰ってきたマシュウ。
マリラに言われたことを考えて、自分ができそうなことをアンに聞いてみた。


 …と、天真爛漫に喜びをぶつけるアンを見てるだけでオキシトシンが溢れ出てくる気持ちになれる。思わずキャプチャを貼りまくったけど他にも見どころがたくさんあるんだよね。
全50話のうち、アンが来て1年経った20話まで楽しみながら見ている。
並行して梨泰院クラスも見出してるけど、こちらも面白い。