2021/03/25

麒麟がくる、最終回を見終わった&面白かった!

  タイトルのTwitterの1行で済むような内容なんだけど、2/7の最終回から1ヶ月半遅れでやっと全て見終えました。
Azureの資格試験が無事済んだから心晴れやかに見ることができた。

最後の3話くらいから信長と光秀のすれ違いを徐々に濃くしての、最終回本能寺の変でした。

 自分は歴史に疎くて大河ドラマは全く見ていなかったのだけど、真田丸を見てから歴史モノに一気に興味が湧いてきました。あとは名前や人間関係、地理などのわからないところはWikipediaや歴史ムックですぐに確認できるのも大きいですね。

 で、歴史不勉強な自分が抱く明智光秀はやっぱり裏切り者の悪いヤツって印象だったのだけど、このドラマを見ると、作り方次第でどうとでも印象は変えられるのだと、話の作り手のすごさに驚いた!
Wickedでいう、オズの魔法使いの悪い魔女が実は悪くなかった的な感じでした。

 斎藤道三から無理難題を申し付けられ、行く先で板挟みになったり、信長とキャッキャウフフな仲良しになったりとか、帝に初めて謁見したときの憧れのアイドルを見るような「…フッワー.!.!..!😳」な眼差しとか、人間光秀(十兵衛)が本当にこんな人なのかなと思えるようだった。
長谷川博己の演技も初めて見ましたが、若いのに堂々とした演技…と思いきや同い年くらいだったw

一番印象的だったのは、メモも取っていた、

"18話:越前へ"の、

「人には浮き沈みがある。武士には勝ち負けがある。沈んだ時にどう生きるか、 負けた時にどう耐えるか。その時、その者の値打ちが決まる」

ですね。ググると、やはり心に響いた人が多かったようです。

色々な登場人物の立場を見るたびに、自分だったらどう思うか、振る舞うかを色々考えることができた良いドラマでした。

そうそう、忘れてた。
本能寺の変の後、歴史上では秀吉に敗れて殺されたことになってるけど、謀反前の夜、菊丸に手紙を渡すときに「この戦に勝ったら、家康と共に天下を治めたい。200年も300年も続く穏やかな世を」ってところと、光秀の最期をボカした演出は、光秀が家康の影となって江戸時代をバックアップしていたのかも、と思わせるようなニュアンスも良かったです。

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