職場で話している用語や知識が全く無い状態で、
この資格はそういった最高峰の人が取得するものだと思って憧れていた。
憧れから、実際に取得するには、、と問題集、参考書を読んでも
解説自体が理解できないという状況で、いつかはという気持ちも
そもそも無理なんじゃないかと思っていた。
それから数年を経て、資格の名称も
「ネットワークスペシャリスト」から
「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」と変わってしまった。
※この名称変更は地味にショックだった(笑)
そして受験へ挑む。。。
1回目の挑戦。惨敗。
2回目の挑戦。惜しくも不合格。この頃は朝4:30位に起きて
2時間勉強、仕事から帰宅後2時間勉強、休日は12時間以上勉強というのを続けていたので
心身ボロボロだった。それでもダメだったので相当ヘコんだ。
当時は眠気がひどく、その対策でコーヒーと紅茶をよく飲んでいて、
普段は菓子パン1個が朝昼晩の食事となってた。
低血糖症で、貧血のように倒れそうになったりもしてた。
試験当日もコーヒー飲み過ぎたため、下痢がひどく試験中に2,3回退出して
心が折れたことを今でも覚えている。
翌年3回目で合格できたわけだけど、仕事帰宅後の
自分の部屋で合格を確認できたときは涙が止まらなかった。
色々自分の周りをも犠牲にして得たものだった。
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それから7年近く経って、資格名称もまた
ネットワークスペシャリストに戻った。
若い頃の自分はこの資格を取りたかったという気持ちを思い出した。
転職先の同僚は技術者として、自分よりも優れている、
昔頑張った知識も今は少し錆びついている気がする。
ネスペを取ることでその劣等感も少しは無くなるかも、、と思った。
実際に勉強をしなきゃと思ったのが、この春。
ただ、7年前から記憶力も頭の回転もすごく衰えを感じる。
業務は倒れそうな位に忙しくて、業務終了後は思考することすら辛い。
合格は無理だけど、受験するところまでは頑張ろう、
でも出来たら受かりたい。そのためには午前Iだけでも合格して
2015年の秋受験に繋げられれば、、と思った。
早く帰れた日と休日はひたすら勉強した。
基本情報の知識すら理解がすすまず適正がないのかと悲しくなった。
午前Iは過去問の繰り返しで、パターンをたたき込んだ。
午後はネスペの剣を読んで、思考と記述方法を理解するようにした。
ただ、ネスペの場合は出題分野が広すぎて全ての知識を理解するには
時間が足らなさすぎた。
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受験後、フルボッコ状態で帰宅して、少し2chのスレを見てからは
また業務で忙殺されるようになって、試験のことは忘れるようになった。
「12/19」
ふと、この日が合格発表ということを思い出した。
帰宅して不合格を再確認してヘコむのはイヤだったので
ささっと見て業務に戻ろうと確認したら合格だった。
え？と思いながらも実感して、泣きそうになったので
目薬を差して誤魔化すことにした。
すぐ仕事に頭を切り替えようと思いつつ、結局
ホワホワとした気持ちのまま2時間くらいは浮かれながら
時間が過ぎることとなった。
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今回もやっぱり勉強のために色々犠牲にしてしまった。
今回は自分だけではなく、周りにも迷惑をかけてしまった。
…なので、いったん勉強は休んで周りのために
時間を費やそうと考えている。
